自分の強みを知る考え方のひとつに「ジョハリの窓」があります。
ジョハリの窓とは、心理学者のジョセフ・ルフトとハリントン・インガムの二人に
よって考案された考え方で、自分と他人から見た自己について4つに分けると言うものです。
その4つとは以下のとおりです。
- 自分が知っていて他人も知っている「自分」
- 自分が知っているが他人が知らない「自分」
- 自分は知らないが他人は知っている「自分」
- 自分も他人も知らない「自分」
「自分」の部分は、「強み」「長所」と言い換えた方が分かりやすいかもしれません。
それぞれについて、
「開放の窓」
「秘密の窓」
「盲点の窓」
「未知の窓」
とも呼ばれます。
さて、自分の強みを生かして、ビジネスなどで得たい成果を出すには、自分が認識
できていない強みを知っていたほうがよいです。なぜなら、それだけ、自分を活かすオプションが
増えるからです。今、プログラマであっても実は人前で話す「強み」を持っていてもそれを本人が
気づいていなければ上手に生かすことができません。
ただ、それを自分一人で知るのは難しいし、時間が掛かります。
コーチなどを他人からのフィードバックを得ることが一番確実です。
自分が知っていて他人が知らない「強み」についてもそれを活かさないことはもったいないですし、
活かせていないことそのものが今の不満の原因かもしれません。
この部分を活かすには、今までの自分の考え方から視点を変える必要があります。
視点を変えるのも一人ではできないことが多いので、やはり、他人からのフィードバックをもらうことが
近道と思います。